GLOBIS経営大学院 [卒業]
K-HANDS [通い中]
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などの学びを振り返ってます
間違ってたり、より良い思考があればご指摘をお願いします。
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- 導入・復習
- ①“キャリアコーチ”機能を使い倒すために
- ②“アセッサー”機能を使い倒すために
- ③“トラブルシューター”機能を使い倒すために
- ④“スタンパー”機能を使い倒すために
- ⑤“ハイパープロフェッショナル”機能を使い倒すために
- ⑥“コ・ワーカー”機能を使い倒すために
- ⑦“ネットワーカー”機能を使い倒す
- 今日のまとめです。
- 次回は、医療業界にフォーカス
導入・復習
前回(ボスマネジメント③)はどのようにしてボスと付き合うかのマインドをまとめ、
今回は具体的な行動を含めて、戦略的にまとめてみました。
今回は具体的に書いているので、少し長く濃い内容です。
terapon-chanpon.hatenablog.com
今回はボスマネジメント①でまとめたボスの7つの役割・機能に準じてのボスマネジメント戦略をまとめました。 まだ7つの機能を知らないという方は↓から、ぜひ✨
terapon-chanpon.hatenablog.com
では本編の、はじまり、はじまり。
①“キャリアコーチ”機能を使い倒すために
予期せぬ突然の異動の受け入れは、行きたいところに行ければよいが、基本的にそんなことはないので、あなたには好ましくない。
予期せぬ突然の異動の申し出は、ボスとしては、「えっ?!なに、私のとこ嫌なの?」ってなりますよね。
予期せぬ突然の異動を受けて、「会社は自分のことをわかっていない」と嘆くことのないように、キャリアに関しては。予期せぬ突然を避けて、用意周到の異動を目指すのが目標になります。
では予期せぬ突然の異動を避けるために
私達がやれること、やらねばならぬことは、、、
キャリアの希望を上司に伝えておくことです。この時に現状やボスへの不満を出しすぎないようにするのも大切です。たとえば、、、
「実は、私は将来、○年後を目安に開業を考えています。いままで大病院での研修が中心だったので、診療所レベルのでの研修、特に小児科を診る能力を高めたいです。今ボスのもとで学ばせて頂いてる○○も開業後はなかなか学べない事なので可能な限り私にやらせてもらいたいです。」
みたいな感じでしょうか。
こうすることで、ボスが、おそらくあなたが○○への異動を希望しているだうと想定して出す異動届ではなく、あなたから直接聞いた確実性の高い情報からもらえる異動届の方を目指すわけです。
(ボスにとっても、あなたは貴重な資源・人材であって決してあなたに嫌がらせをしたくて異動させるわけではありません(と信じられない時は、ボスを離れましょう。泣笑))
もちろんボスにもキャリアコーチ戦略、部下育成戦略があり、あなたの希望通りではない異動を提示されるかもしれません。その際はその意図を確認できれば、あなたが想定してた以上に良いキャリアコーチとなってくれる可能性もあります。
これはめちゃ嬉しい展開ですよね。✨
②“アセッサー”機能を使い倒すために
自分の評価者の一人にボスは必ず含まれます。
しかも、ボスからの良い評価は、ウィンザー効果(※)となり信頼性バツグンです✨
では、良い評価をうけるために
私達がやれること、やらねばならぬことは、、、
自分の業績・やってきたことを上司と共有することです。
直接自分で伝えることもいいですが、同僚や顧客に自分の業績を伝えてもらうことで、ウィンザー効果で信頼性を高めることも出来ます。
ここでは、ボスはあなたことを見て(評価してい)ますがそこまで深く長くは見ていないという前提に立つことも大切です。
もう一つスタンパー機能を使うための裏技的な方法があります。
それは、“ボスのボス”の決裁をとるという方法もあります。
これは直属のボスに決裁権が無いときなどに有用です。
(※)ウィンザー効果:
ウィンザー効果とは - 恋愛やビジネスで使える口コミ活用術 | マイナビニュース
③“トラブルシューター”機能を使い倒すために
トラブルシューターには経験が大いに役立ちます。
コロナ禍前にこんな経験がありました。
ある劇場で漫才観覧中に、赤ちゃんが鳴き止まないトラブルで、漫才をストップせざる状況がありました。その際に漫才師の機転のきいたコメントでこのトラブルすらも大笑いに変えてしまったのです。
すごい機転が効くな、即応性が高いな~と感心していたのですが、
実は漫才中のトラブルは日常茶飯事で、漫才師の方はそのトラブルシューティングの手法をいくつも有しているという裏話がありました。
まさに経験の功ですね。
では、経験の功を発揮してもらうために
私達がやれること、やらねばならぬことは、、、
トラブル発生時にまず即座に相談、共有することです。
しばしば、この即座に行えにことがあります。その主な理由は、以下の2点です
・自分でトラブルの原因究明や処理をしようと、時間を要する
・上司に悪く思われるのが心配で、時間を要する
先程の漫才の例からもわかるように、自分にとって大きなトラブルでもボスにとっては経験に裏打ちされたものがあり、大きなトラブルですら無いこともあるんです。
注意すべきは、相談、共有が遅れて、ボスでも処理できない大きなトラブルになることを最も避けるべきです。
またボスに即座にトラブルを伝えたとしても、ボスが即座にトラブルシューター機能を発揮せず、あなたにトラブルシューター機能を担わせることもあると思います。しかし、その際はボスが知った上での状況ですので、自分ひとりでトラブルシューターをしている状況とは大きく異なります。多くの助言をもらいながら成長する良い機会かもしれません。
④“スタンパー”機能を使い倒すために
ゴールは、「あとは任せるよ」と言ってもらう!です。
ただし、この任せるは、
“委任”=仕事は任せるが、責任は上司のまま
の究極的な状態です。
“丸投げ”=仕事も任せるが、責任もとれよ
でないことは要確認です。
委任はボスに責任が残るため、メリットがなさそうですが、正しく部下が仕事をしてくれれば、ボスの実績にもなり、かつ仕事の負担は大きく減ってお得なんです。
では、「あとは任せるよ」と言ってもらうために
私達がやれること、やらねばならぬことは、、、
事前の相談が大切になります。
この事前の相談で、おおまか方針を確認しておくのです。途中まではボスとの二人三脚ですすめ、ある程度、進んだところで、「あとは任せるよ」と言ってもらえることを目指しましょう。方針確認できていればボスも安心して委任出来るはずです。
これを繰り返し、「あとは任せるよ」と、より早期に言ってもらえる関係性になれば万々歳🙌
つまりは簡単な仕事を振られている時は、もしかしたらあなたが試されているかもしれないということです。
⑤“ハイパープロフェッショナル”機能を使い倒すために
この点で大切なことは、上司の技術を盗むということです。
個人的に盗むという響きが好きでないので、技術を引き継ぐと表しています。
では、技術を引き継ぐために、やれること、やらねばならぬことは、、、
上司に喜んで技術を教えようとする気持ちにすることです。
ではボスをその気にさせるために、やれること、やらねばならぬことは、、、
・感心する
・尊敬する
・感謝する
といったことを、普段から言葉や態度で示すことです。
どんなに嫌いな上司でも、反面教師でも、学ぶことはあり、学ばないなんでもったいないですという前提も大切です。
⑥“コ・ワーカー”機能を使い倒すために
当たり前のことですが、ボスと一緒に仕事をすることを目指します。
ただし、ボスは忙しいですよね。
では、ボスと一緒に仕事をするために、
私達がやれること、やらねばならぬことは、、、
上司にアドバイザーになってもらうことです。
ここで大切なことは、メンバーになってもらうと時間も奪うことになりかねないので、アドバイザーとして、ノウハウを享受してもらいコ・ワーカー機能を発揮してもらうということです。
さらにポイントが2点あります。
・上司への相談・連絡をおろそかにしないこと
・仕事が成功した時は、「上司のサポートのおかげでうまくいった」と広言すること。
これは、ボスのボスに対するウィンザー効果(※既出)にもなります✨
⑦“ネットワーカー”機能を使い倒す
ネットワークも経験や地位の功が大きいです。
では、ネットワーク機能を活用するために、
私達がやれること、やらねばならぬことは、、、
キーパーソンを教えてもらう。
社内の他部門、さらには社外までいれると、ネットワークを結びたい人は多くいるかも知れません。全ての方々と同等に密につながることは、時間も能力もかかります。
まずは、各々のネットワークのキーパソンとしっかりと関係性を作るようにするのがよいでしょう。そのために、ボスにキーパーソンを教えてもらうのです。
他にも、
ボスの食事や飲みの席に同行するなどもあります。ただし、これは以前まとめた、リスクとなるボスの機能の“嫌な飲みニケーション”にも繋がりうるので注意が必要です。
下記のベストセラー:LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略の中で、マルチステージとなった人生を生き抜くために、人的なネットワークは大切な無形資産の一つとして紹介されています。
ぜひこの機能は活用しましょう。
今日のまとめです。
次回は、医療業界にフォーカス
して、ボスマネジメントをまとめてみたいと思います。
今回も主な情報源は、
とK-HANDSなどです。